さて、今回は学習発表会の後半、各学級による1年間の学習取組の発表です。
司会の6年生も交代しました。
1・2年生は、生活科の内容でした。昔遊び「あやとり」で上手になった技の紹介では、一人や二人でできる技を披露しました。
最後に6人で決め技を披露するとき、「もういい?できた?」「待って、待って」と間合いを図るささやき声に会場が和んでいました。
「ザリガニの秘密」も、春のモリアオガエルの産卵観察から発展してきた学習でした。
クイズをはさみながら発表を工夫し、生き物どうしのつながりの大切さを、聞いている人にしっかり伝えることができました。
3・4年生は総合学習の内容でした。こちらも春から継続してきたふるさと学習の体験から考察したものです。
「熊川葛」、「原木椎茸」、「自然薯」3つの特産物を切り口に、児童もいろいろな作業を体験しながら1年間学びました。
指導していただいた地域の方々に共通した願いは、「地域活性化」でした。
ふるさとを愛する思いが、皆さんの行動につながっていることが何よりも尊いことでした。
福祉学習の発表は、「ほたる熊川宿」さんと「若狭町社会福祉協議会」さんに協力していただきました。足を怪我した友達の介助を、ロールプレイでおさらいしています。分からないことがあると「福祉博士」に教えてもらいながらクリアしていきました。
5・6年生は、地元新道に伝わる昔話「へんごろだいのやいと」を劇にして発表しました。可愛い娘に化けて、仕事の帰り道の疲れた馬子にいたずらする狐の話です。
何度も馬子たちは騙されるので、懲らしめてやろうということになりました。「へんごろうだい」さんが策を考え、馬にくくり付け家まで連れ帰って、狐に「やいと」を据えました。
やいとを据えられた狐は、悔しくて悲しくて家族を集め、田植え前のへんごろうだいの田で暴れ、苗をくちゃくちゃに踏みつぶして仕返ししました。
「何でも、ものごとは、ほどほどにするがいいぞ」という教訓話です。
最後は会場に来てくださった皆さんと児童が一緒に「きらきら星」を歌いました。手遊びも一緒にして交流を深めました。
児童会長さんから、終わりの挨拶です。発表で良かったことや感じたことを話し、まとめとしました。
学習発表会の後は、地域づくり協議会の子ども育成部さんが中心になって「三世代交流餅つき大会」に移りました。
前日から準備していただき、杵と臼を使った本格的な餅つきです。
家族や兄弟も一緒に「いただきまーす!」
豚汁も一緒にふるまわれ、児童はお腹一杯頂きました。
多くの地域の皆様にお世話になり、ありがとうございました。
地域の皆様には、今週末のスキー教室でも、大変お世話になります。
3月はじめには、学校ボランティア感謝の集いをしますので、学校にどうぞお越しください。