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2018年10月

2018年10月30日 (火)

芸術の秋~パレア若狭の学校訪問コンサート 

10月25日は、パレア若狭の学校訪問コンサートがありました。

オーケストラ・アンサンブル金沢から、弦楽4重奏と声楽の5名の小編成による室内楽コンサートです。

まずは、児童も耳にしたことのあるモーツアルトの「アイネクライネナハトムジーク」第一楽章から演奏が始まりました。P1120732

ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの楽器が織りなす素晴らしい調べに、児童をはじめ、会場のみんなうっとりと聴き入っていました。

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学校近くの「ほたる熊川宿」から、お年寄りの方々も聴きに来られました。心安らぐクラシック音楽を一緒に聴き入っておられました。

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ドボルザーク、バッハと有名な作曲家による楽曲が続きます。

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そして、間近で聞くメゾ・ソプラノ歌手仲谷響子さんの伸びやかな高音の迫力に圧倒されました。また、懐かしい日本の童謡「おぼろ月夜」「赤とんぼ」では、優しく情感にあふれた表現に感動しました。

美しい歌声と楽器のハーモニーに、引き込まれていきました。

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最後は、会場の全員で元気に「熊川小学校校歌」を歌いました。

また、「さんぽ」を楽しくリズムに乗りながら歌いました。

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芸術の秋、素晴らしい本物の弦楽演奏と歌唱を味わうことができました。

パレア若狭では、今回来てくださったアンサンブル金沢の大編成によるコンサートが12月にあるそうです。

学校では、11月末の町小・中音楽会に向けて合奏や合唱の練習をしています。今日のコンサートのような感動を聞く人に伝えられるよう、全校児童みんなで練習を重ねていきたいです。

2018年10月23日 (火)

親子で学ぶ道徳講座~ 宇野繁博先生の講演会「いつもよろこんで」~

10月22日に、親子で学ぶ道徳講座の第2回目 として、宇野繁博先生の講演会を開きました。

鳥羽地区出身の宇野繁博先生から、「いつもよろこんで」生きることについてお話をお聞きしました。

自分自身を大切にすること、ひとを大切にすること、夢と希望を持つこと の3つのことの大切さを、熱く、時に子供たちに語りかけるように、そして切々と話されました。

「自分自身を大切にすること」では、宇野先生が目が見えなくなって失意のどん底にあった時、「どんなであってもシゲは宝物だから・・・」というお母さんの言葉が救いになりました。子どもたち一人一人がかけがえのない存在で、他の誰も代わることのできない世界でたった一つの宝なのだと子どもたちに語りかけられました。

「ひとを大切にすること」では、ホットケーキを分ける兄弟の話から、自分がしてほしいことをほかの人にすることや、みんなが思いやりを持ち幸せになるにはどうしたらいいかを考えることを語られました。

「夢と希望を持つこと」では、ニール少年と月のエピソードから、のちのアポロ宇宙飛行士の姿から夢を追い続けることの大切さを語られました。

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宇野先生の上手なリンゴの皮むきに、子供たちの目は釘付けになりました。

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サックスの練習を始めて10年たつそうです。

優しく美しい音色が、聞いているみんなの心にしみとおりました。

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講演が終わり、思ったことや考えたことを縦割り班で話し合いました。

保護者の皆さんも一緒に聞き、話し合って頂き、同じ時間と感動を分かち合いました。

P1120712先生の熱い思いが伝わり、子供たちや会場の皆さんの心に大きな感動を残して講演会が終わりました。

宇野先生、ありがとうございました。

 

秋の遠足~鯖街道終点の京都出町桝形商店街へ~

10月12日、秋の遠足に行ってきました。

春の遠足では、鯖街道起点の小浜泉町を訪れ、熊川宿の歴史について学びました。秋はいよいよ終点の京都出町への訪問です。

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鯖街道のルートをバスで辿る途中、「鯖街道 朽木宿」の標識が。児童はいち早く見つけ、「ここも鯖街道や。」「鯖寿司の看板がいっぱい」と、昔の街道の名残を見つけながら出町桝形商店街をめざしました。

大原を抜け、京都の大きな町並みに近づいてきました。いよいよ到着しバスを降りると、ここでも標識を見つけました。P1120588 

始めに商店街の会長さんから歓迎のあいさつを受け、くす玉割りに歓声が上がりました。それから、商店街の中を見学しました。

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次に、いっぷく時代村での売り上げをお小遣いにして、買い物を楽しみました。

そして、いよいよ熊川宿のPR活動に入りました。行き交う人に声を掛け、足を止めてもらい、熊川宿の名所についての発表を聞いていただきました。そして、聞いてもらったお礼に、自分たちで作った長操あめと熊川宿の地図を入れたティッシュを手渡しました。P1140743

お客さんたちの中には、じっと聞き入り児童の姿に感激してくださった方もいました。短い時間でしたが、鯖街道をご縁とした中身の濃い活動ができました。

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P1120684_2 その後は、賀茂川と高野川が合流する堤で、お弁当タイムです。PR活動でお腹がぺこぺこの児童は、おいしいお弁当やおやつの交換など、思い思いに楽しみました。 

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熊川宿を中継地点にした、鯖街道を辿る遠足と地域学習で、児童は鯖をキーワードに、歴史と人々と地域の結びつきを学ぶことができました。

また、京都の町中の人に勇気を出して声をかけたり、元気に発表でき、感動していただけたことも大きな自信になりました。

商店街をはじめ、たくさんの方のご協力をいただき、ありがとうございました。

 

2018年10月10日 (水)

「熊川いっぷく時代村」で子ども語り部活動をしました

10月7日、熊川宿のお祭り「熊川いっぷく時代村」がありました。

学校からは、全校児童が地域学習で取り組んだ「子ども語り部」活動と販売活動をしました。

今年は1,2年生も、学校園で育てたサツマイモを販売しました。

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本陣にて、2本入り100円の大特価で販売したため、あっという間に完売しました。

大勢のお客さんに、児童は販売活動の楽しさとやりがいを感じました。

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大勢のお客さんたちを前にして緊張しましたが、行き交うお客さんに張り切って呼び込みをしたり、熊川宿の名所を紹介したりできました。また、保護者や地域の方々の応援もいただき、ありがとうございました。

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P1120690地元熊川の賑わいぶりを感じながら、語り部と販売活動を通して、地域と一体になった地域学習ができました。P1120693

10日は、秋の遠足で鯖街道終点の京都出町柳桝形商店街に行きます。

熊川宿のPR活動のほか、今回の販売活動での収益を一部おこずかいにして、お買い物体験も楽しむ予定です。

 

2018年10月 9日 (火)

力を出し切った陸上記録会

10月3日、若狭町陸上記録会がありました。

会場の梅の里小学校に町内の5,6年生が結集し、互いの力を競い合いました。児童は約1ヶ月間、体育の授業だけでなく、業間や昼休みや放課後と練習を重ね、培った力を思い切り出してがんばりました。

8名の選手は、全員2種目に参加しました。不得意な種目も「参加することに意義がある」をモットーに、自己新記録目指しました。

その結果、ボール投げで2位になるなど、4種目で入賞し、男子1人・女子3人で参加した5年男子のリレーは決勝に進むことができました。

瓜生小学校での練習に加えていただいたおかげで、他校の友達が練習する姿から大いに学ぶことがありました。当日のテントも隣同士で、良い交流ができました。これからも力いっぱい運動に取り組み、高めあってほしいと思います。

(「がんばれ~!」と声援で見送ってくれた1~4年生は、4年生が学校生活のリーダーとしてがんばってくれました!)

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2018年10月 4日 (木)

河内川ダム「お絵描き大会」

10月2日、河内川ダムの提体にて「お絵描き大会」をしました。

これまでにも、ダム定礎式や、コンクリート工事打設完了式でも、児童が願いを描いた石を埋めてきました。今回はいよいよ提体にお絵かきです。

ダム事務所さんが準備してくださったペンキとローラーで、まずは全員が自分の名前を記念に書きました。

次に、紅葉や銀杏の葉をデザインした型紙を使って模様を描きます。P1120596

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最後に、地域づくり協議会の皆さんや「アクティビティ熊」の皆さんと一緒に、平成28年度から、種を拾い2年間育ててきたモミジの苗木を渡しました。

また、地域活性化室の河合さんや、アクティビティ熊の西野さんからの、若狭町広葉樹整備基本計画のお話をお聞きました。木が育つには何十年何百年という年月がかかります。児童が大人になるころ、美しい紅葉の故郷になるように願いながら、上空からのドローン撮影機にみんなで手をふりました。

11月11日の「熊川わんぱく駅伝」のあと、児童みんなでモミジの種植えと植樹をします。

これから河内川ダム周辺にたくさんの方々が訪れ、辺り一面紅葉が色鮮やかに見られて、来た人に喜んでいただけますように。

2018年10月 1日 (月)

魚さばきを体験しました

9月26日に、5,6年生が、魚さばきを体験しました。

まず、嶺南振興局の松崎さんから若狭湾に入る魚や水産資源について教えていただきました。

続いていよいよ魚と対面です。この日の早朝に三方漁港の定置網に入ったのは、「つばす」と「さごし」です。どちらも大きくなるとマグロやサワラと呼び名が変わる出世魚で、縁起の良い魚です。

今日は、三方水産研究会の皆さんが先生です。三枚おろしの仕方を教えていただき、皮をはいで刺身とムニエルの切り身ができました。皆さん漁業協同組合や漁師や民宿をされておられるだけあって、見事な包丁さばきです。

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今度は、児童の番です。とれたてのお魚を前に、はじめはおそるおそる・・・

でも、先生方の手つきの鮮やかさに見とれつつ見習いながら、少しずつコツがわかってきました。

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自分たちで料理をした後、みんなで一緒に食べた、とれたてのお魚の刺身やムニエルの味は格別でした。「お刺身おいしーい!」、「お家の人にも食べさせたーい」と声が上がりました。

お世話になったゲストティーチャーの皆様、普段できない貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

熊川名物「長操あめ」を作りました

9月27日に、総合学習で熊川名物「長操あめ」を作りました。

3~6年生総結集で、地域の「やまぼうしの会」の皆さんに作り方を教わりました。

秘伝の材料を混ぜ、火を通しながら練りあげます。のばして切って、私たち熊川小学校版「長操あめ」の出来上がりです。

今週7日の「熊川いっぷく時代村」で子ども語り部をします。そのあとこの「長操あめ」をお客さんに販売します。

どうぞみなさん、7日(日)は熊川にお越し下さい。お待ちしています。

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