秋の遠足~鯖街道終点の京都出町桝形商店街へ~
10月12日、秋の遠足に行ってきました。
春の遠足では、鯖街道起点の小浜泉町を訪れ、熊川宿の歴史について学びました。秋はいよいよ終点の京都出町への訪問です。
鯖街道のルートをバスで辿る途中、「鯖街道 朽木宿」の標識が。児童はいち早く見つけ、「ここも鯖街道や。」「鯖寿司の看板がいっぱい」と、昔の街道の名残を見つけながら出町桝形商店街をめざしました。
大原を抜け、京都の大きな町並みに近づいてきました。いよいよ到着しバスを降りると、ここでも標識を見つけました。
始めに商店街の会長さんから歓迎のあいさつを受け、くす玉割りに歓声が上がりました。それから、商店街の中を見学しました。
次に、いっぷく時代村での売り上げをお小遣いにして、買い物を楽しみました。
そして、いよいよ熊川宿のPR活動に入りました。行き交う人に声を掛け、足を止めてもらい、熊川宿の名所についての発表を聞いていただきました。そして、聞いてもらったお礼に、自分たちで作った長操あめと熊川宿の地図を入れたティッシュを手渡しました。
お客さんたちの中には、じっと聞き入り児童の姿に感激してくださった方もいました。短い時間でしたが、鯖街道をご縁とした中身の濃い活動ができました。
その後は、賀茂川と高野川が合流する堤で、お弁当タイムです。PR活動でお腹がぺこぺこの児童は、おいしいお弁当やおやつの交換など、思い思いに楽しみました。
熊川宿を中継地点にした、鯖街道を辿る遠足と地域学習で、児童は鯖をキーワードに、歴史と人々と地域の結びつきを学ぶことができました。
また、京都の町中の人に勇気を出して声をかけたり、元気に発表でき、感動していただけたことも大きな自信になりました。
商店街をはじめ、たくさんの方のご協力をいただき、ありがとうございました。
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