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2018年6月28日 (木)

芸術鑑賞出前授業

 

6月27日(水)に福井県文化振興課 牧井先生をお招きし、芸術出前授業を行いました。

最初はデモンストレーションです。Img_5248

みんなで1枚の絵を見て、見えたものをどんどん言葉にしました。違う見え方をしたら、それが新しい気づきや発見につながることを体験しました。

『みんなで 見ると 見えてくる』

学習のめあてを確認して、いよいよ、間近ではなかなか見ることのできない屏風「落葉」の複製品を間近で目にしました。

始めは、「暗ーい」、「あまり好きじゃない」と、第一印象を語っていた児童たちでした。

 学習のめあてにある3つの『み』をキーワードにして、児童一人一人の見え方や感じ方を尊重しながら、その言葉をじっくり聞き合い、児童から多くの「気づきの言葉」を引き出してくださいました。

色や形だけでなく季節や時間や空間など、さまざまな視点から見ることで、一人一人の心の目で感じたことを言葉にしていきました。

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『見えないものも 見えてくる』

最後は、作者「菱田春草」の生い立ちを知り、この「落葉」描いた思いを想像しました。

「木は成長する」、「今は見えないけれど、霧が晴れたら見えてくる」、「柏の葉っぱの色が本物みたいに美しい」、など深く味わうことができました。

児童も教職員も、美しく静かで、しかも威厳のある作品の力に感じ入りました。牧井先生は、「落葉」の作品が持つ、本物の力だと話しておられました。

夏休みなど、機会がありましたら、ぜひ美術館や博物館に足を運んでみてください。

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