熊川っ子

金曜日の学校公開日には、県の新幹線建設推進課の方に来ていただいて、全校を対象に北陸新幹線出前講座を実施しました。新幹線の歴史や線路、車両などについてクイズを交えながら分かりやすく説明していただき、知識を深めることができました。新幹線の延伸が嶺南地方にとって発展の起爆剤になることを願っています。

最後には、新北陸トンネルの貫通石などをプレゼントとしていただきました。

木曜日には全校道徳がありました。初めに教員による寸劇（なかなかの名演技！）を見て、自分も相手も大切にした言い方をするためには、自分を主語にした「わたしメッセージ」がよいことを学びました。その後グループごとに日常生活のさまざまな場面での言い方を考えました。

読書週間にちなんで、３回にわたって教員による読み聞かせを行っています。今日はその最終回でした。担任以外の教員から聞かせてもらうのは新鮮なようで、それぞれの教室でお話の世界に浸っていました。

３・４年生が、熊川の特産品の一つである自然薯の収穫体験を行いました。例年は５月中旬に植え付けの体験もするのですが、今年は新型コロナの影響で休業中だったため、収穫のみを体験させていただきました。植えた苗が地中のパイプの中で真っすぐに伸び、１ｍくらいの長さに成長していました。高価な商品になるとあって、児童は折ったり傷をつけたりしないように慎重に作業をしていました。筒の中にパンパンに詰まっている自然薯を取り出したときの児童の表情は、からっと晴れた今日の青空のように満面の笑顔でした。この素晴らしい熊川の宝がいつまでも受け継がれていくことを願っています。

御指導をいただいた新道農産組合の皆様、お世話になりありがとうございました。

今日は避難訓練がありました。昼休み中に３階の理科室から出火という想定で、児童は教室や体育館などそれそれの場所から校庭へ避難しました。全くの予告なしでの訓練でしたが、児童は戸惑いながらも落ち着いて避難できていました。

校長からは、指示をしっかりと聞く、「おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない」などの基本を守りながらも、学校教育目標である「自ら考え行動する」ことを大切にして自分の命や他人の命を守ってほしいという話がありました。

１１月２４日は「和食の日」です。「いいにほんしょく」からつけられたそうです。ちょっと無理やり感がありますが……。それにちなんで給食の時間に栄養教諭から和食に欠かせないうま味について、３問の３択クイズが出題されました。

１　うま味が発見された国はどこか。　　①インド　②メキシコ　③日本　

２　うま味を最初に発見した人はだれか。　①池田梅苗　②池田菊苗　③池田桃苗

３　２の人は、どの食材からうま味を発見したのか。　①煮干し　②鰹節　③昆布

正解はお子様にお聞きください。うま味は外国でも「UMAMI」と呼ばれていて世界共通語だそうです。

先週金曜日には、県の文化課の方に来ていただき、絵の見方について体験を交えた学習をしました。県立美術館所蔵の作品をカードにしたものを見ながら、温度や音などの雰囲気を感じたり、感じた雰囲気を言葉に表したりして、児童は想像を自由に膨らませながら作品とふれ合っていました。最後には、たくさんのカードの中から自分の気になる一枚を選びました。

今後、美術作品を見る機会には今回学んだことを思い出すとともに、自分の感性を大切にして、それを磨いていけるといいです。

絶好の秋晴れのもと、熊川宿内の道路で校内マラソン大会を行いました。児童は今までの全校ランニングや体育での走り込みの成果をいかんなく発揮して、見事に全員が完走しました。戦国の武将も駆け抜けたであろう、歴史の香り漂う熊川宿をこうやって走ることができるのも地元の学校ならではのことで自慢できることです。

地域の皆様には通行止めに御協力いただくとともに、沿道で多数の方々に温かい御声援をいただき本当にありがとうございました。

全校朝礼の後、前期児童会の各委員長から、前期の活動についての反省がありました。コロナの影響でスタートが遅れましたが、新しい企画もあり、よく頑張りました。

その後、後期児童会長および副会長の選挙がありました。どの候補者も「楽しい学校にしたい」「みんな仲良くなれるような学校にしたい」などの抱負を、しっかりと前を向いて堂々と演説する姿が立派でした。当選した人には、これからの活躍を楽しみにしています！