熊っ子タイム(車いすテニス選手編)
先週の金曜日、第4回の熊っ子タイム(児童の表現力育成をねらい各教員が活動を企画・進行する時間)が行われました。今回のお題は、「9歳の少年の病気発覚後の人生」です。少年は、9歳のときに病気にかかり車いす生活になりました。サッカー選手の夢を絶たれた少年は、偶然出会った車いすテニスに夢中になり、新たな夢を抱きました。そして、ついにオリンピック金メダルを手にします。小田凱人選手を知っている人もいました。
子どもたちは、病気になったときの少年の気持ち、友だちとして彼に声をかけるとしたら、車いすテニスプレーヤーになった彼をどう思うかについて、縦割り班のグループごとに感想を交流しました。
自分たちと同じ年ごろに病気になったと知り、「可哀そう。応援したい。お話したい。」などいろいろな意見が出ました。動画や写真も見て、その後の彼の努力や栄光を知ると、とても驚いていました。「みんなにも夢中になる好きなことがありますか?」、「苦手なこと、できないこともありますか?」、「得意なこと、できることもありますか?」との問いかけに、ほとんどの人が手を挙げていました。得意も苦手も受け止めた上で、好きなことに熱中できる素晴らしさを感じた時間になりました。