熊川っ子

今年度最後の熊っ子タイム（教員企画のミニ表現活動）では、１年間を８分程度の写真で振り返った後、自分ががんばったことを書き出す活動をしました。その後、低学年は、中でも１番がんばったことと理由を、高学年は１番ついたと思う力と理由を書きました。

私たち教職員が一番驚いたことは、全員がさっと書き始め、予想をはるかに上回る短い時間で書き終えたことです。一人一人が、自分の目標をもって活動し、自分なりの手ごたえを感じてくれていたことに、大いに感激しました。また、がんばった理由や身についた力の理由を読むと、勝ち負けや順位ではなく、力を尽くしたことや苦手なことを一生懸命取り組んだことなどが表現されており、その人の努力や成長が感じられます。人からの好評価はもちろん嬉しく、力になりますが、自分で自分のがんばりを認めることは自信につながります。

最後に、小グループでそれぞれの選択を聞き合い、代表で６年生に感想を発表してもらいました。みんなのがんばりを知り、応援の気持ちや自身の意欲を高める機会になったようです。

自分の努力を安心して発表できる学校、人の努力を応援できる学校、自分や人の努力・成果を認め合える学校だと感じ、しっとりとした幸せな時間を共有することができました。