語り部レベル6!!
「熊川宿を案内してほしい!」との気山小学校6年生からの依頼を受け、昨日4・6年生が、熊川宿を案内しました。
この語り部は、(①クラシックカー祭典、⓶新任教職員、③瓜生小学校に続く)4回目の活動になります。さらに、現6年生は、4、5年生のときにも、上級生とともに複数回経験しています。もう慣れているだろうと、気山小到着を待つ間に聞いてみると、「初めての相手だから、ちょっと緊張します。」とのことでした。
しかし、4回目ということもあり、到着するやあっという間に、4つの班ごとに分かれ、語り部が始まりました。「ちょっと緊張・・・」と言っていましたが、始まってしまえば、板についた語り口になっていると感じました。最初は、学校ごとにくっついていた距離も、時間とともに近づき、表情も和らぎました。
お客様を先導し、案内のポイントで立ち止まり、相手に体を向け手で示しながら、「ここは、~」と流ちょうに始まります。また、「ここがアジサイのきれいな所。本当は、6月が一番きれいだった。」、「ここでは、葛餅や鯖寿司を売っている。今年、ぼくたちは葛餅を作っている。」など、最新の情報も加えています。安定の語りでした。また、今回は、決まった場所で、4年生も登場しました。熊川小学校の語り部が、全体的に底上げしてきているように感じ、嬉しいような、誇らしいような気持ちになりました。
今年、子どもたち用に「語り部レベルシート」を作ってみましたが、もはや最高のレベル6(一人で紹介できる)の6年生だと思いました。お見事!!
最後に、気山小学校のみなさんが、「詳しく分かった。」など一言感想を一人ひとり発表してくれ、熊っ子たちは達成感を得られたのではないかと思います。
帰りに、公民館前の掲示板横を通ったとき、書写の時間に子どもたちが書いたメッセージのコピーが飾られてあることに気づきました。
子どもたちが地域に溶け込んでいることを噛み締めた日になりました。