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2024年12月 2日 (月)

地震の揺れはどれくらい…

本日、若狭消防署上中分署にご協力をいただき、学校にて起震車体験を実施しました。起震車とは、地震の揺れを体験する車のことです。職員を含め、多くの者が未体験者でした。

起震車を目の前にすると、子どもたちは興味津々で、目が離せない様子です。学校では、毎年地震による避難訓練を実施していますが、倒壊のような音を放送で流すことはできても、揺れを実感させることはできません。起震車にある部屋は、蛍光灯や机は固定されており、倒れるものは置いてありません。椅子は床に接する部分は幅広くできていますが、固定されてはいませんでした。

部屋の安全が保障され、今から揺れること、しばらくすれば終わることが分かっていると、心も体も準備万端で、地震の恐ろしさにつなげて考えることは難しい課題でもありました。そのため、教室に戻ってから、撮影した動画を見せ補足説明した学級もありました。

揺れの段階は、初級から東日本大震災クラスまであり、6年生や教員は最大の震度7まで体験しました。大きな揺れは、身を守ることや逃げることもままならないことを実感しました。日常の中で、前触れなく大きな揺れに出会うと、とても不安になります。再び揺れるかもしれない不安も出てきます。

地震の恐怖はどんなものなのか。未体験な危険に対して、具体的に想像力を働かせることは大人も子供も本当に難しいです。これさえやればではなく、あの手この手を使って、子どもたちの防災意識を高めていきたいです。

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