2回もお弁当を作っていただき、待ちに待った遠足でしたが、ついに、昨日行ってきました。本年度のリーダーとして全校を動かすデビュー戦だったこのミニ遠足。出発前の玄関では、早速6年生が指示を出しながら色毎にみんなを並べていました。片道1時間ちょっとの歩きで、パレア若狭図書館へ向かいます。念願の遠足だけあって、行きは歩きながら笑顔も出ていました。
図書館では、いつもは行けない、行かないような2階の自習室や書庫、カウンターの中も見せていただきました。カウンターの隅になった新刊図書を目ざとく見つけチェックしていたり、夜間図書返却ポストを内側からのぞかせてもらったりと、興味深いものもありました。また、パソコンでの図書検索の仕方や背表紙の番号の意味を教えてもらい、次からは本を探すのが簡単になるのではないでしょうか。最後に20分ほど、読書の時間を設けると、思い思いの本を手に取り、静かに読みふけっていました。
図書館裏へ出ると、おやつタイムです。一気に、遠足らしさが広がりました。その後、遊具の近くで、遊ぶ姿も楽しそうでした。
帰りは、ややお疲れモードになりましたが、給食で復活し、色ごとや全校の遊びを、高学年の企画のもと行いました。ミニと言いつつも、図書館の学習や楽しいふれあいがあり、高学年のリードで大成功でした。
先週の5月10日(金)は、晴天を待っていた体験学習ラッシュで、交通安全教室に加え、4・6年生の田植え、1・2年生のサツマイモ苗植えも行いました。
田植えは社会教育委員のご夫婦に、サツマイモ苗植えは新道農産組合の皆様に、今年もお世話になりました。
田植えでは、3回目になる6年生が早々に田んぼに入り、慣れた手つきで苗を植え始め、年に1回とはいえ、毎年の学習の成果を感じました。それを見て、うずうずしていた4年生は、木枠転がしから初体験しました。地上では軽い枠も、田んぼの中では重くなったり滑ったりと大変なようで、大声を上げていました。それを見ていた2組目の4年生は、3人で声をかけ合いながら、上手に田んぼに格子の跡をつけていました。6年生は、終始落ち着いて田植えをし、跡が見えない端の方も、黙々と作業していました。公民館長さんも苗の投げ込みを手伝ってくださり、次第に全員が上手になっていきました。その後、数人が田植え機に乗せてもらい、手植えとのスピードの差を感じていました。
最後に、社会教育委員様より、田んぼの作り手が減っている現状を教えていただき、農業への関心をもってもらうことが願いであるとのお話を聞かせていただきました。
サツマイモ苗植えでは、初めに新道農産組合の皆様に自己紹介しました。自分の家の屋号を覚えてきて伝えることもできました。今回も、1年生と2年生がペアになり、大人の方1人にしっかり教えてもらうことができました。水やりをしたあと、感想を伝えました。その後、時間があったので、トマトの苗植えも教わりました。習ったように、カップに入った苗をひっくり返し、植えることができました。
毎年、ご協力いただいてる皆様、準備を含め今年も大変お世話になりました。
5月10日(金)に、延期になっていた交通安全教室が行われました。警察署の方や交通指導員の方9名のお世話になり、安全な自転車の乗り方について、全学年で学びました。
挨拶の後は、1・2年と3~6年の2グループに分かれて、自転車やヘルメットの付け方の確認から始めました。その後、1・2年は校庭で、主に直進と停止の練習、2~6年は校外に出て、道路の走行練習をしました。自転車は手軽に移動できる便利な乗り物で、風を感じて走ること自体に楽しさも感じますが、安全に正しく乗ることは思ったよりも簡単にはいきません。よかったというお言葉もいただきましたが、結果、急ブレーキになってしまい停止予定位置の白線を超えてしまったり、道の真ん中付近を走行してしまったりすることもあったそうです。自分の乗り方をしっかり振り返って、間違いは正し、安全な走行をしましょう。お家でも、お子様の自転車の乗り方を確かめ、話し合う機会をもっていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
追伸
校外から戻ってきた高学年は、校庭にかかれていた練習コースで、残った時間、練習をしていました。1・2年生は、次の体育の授業で、校庭の練習コースをまずはランニングし、少しだけ自転車の練習もさせてもらっていました。レベルアップした課題への挑戦に、意欲を示していました。
大型連休を終え、子どもたちは大きく生活リズムを崩すことなく、学校生活を再開しています。心身ともにリフレッシュできたお休みになったのだと思います。保護者、地域の皆様、ありがとうございました。
再開した活動の様子を少し紹介します。
3~6年生の総合の時間では、個人単位での熊川宿語り部レベルチェックを行いました。これまで、学校行事や縦割り班単位、生活科の探検などで熊川宿の学習を行ってきましたが、子どもたち一人ひとりは、どの程度熊川宿のことを知り、語ることができるのか。個人のレベルチェックシートを作り、自己チェックしてみました。「名前は知っているけど…。」、「ああ、マラソンのときに行ったあそこのことかあ。」、「ここはこの前紹介したし…。」など、学年差はもちろん、個人でも、知っていると言えるかの判断基準がいろいろで、経験の違いや自分の知識の有無が見え、面白い活動になっていました。
2年生は、テレビに映した絵を使って、クイズ形式の文章を作り問題を出し合う国語の授業や、大きな時計や手元の時計の模型を使って時刻と時間の学習をする算数の授業をしていました。
また、今日は業間マラソンの初日でした。天気はいいのですが、冷たい風が吹きつけ、早く体操を済ませ、走りたいくらいの寒さでした。図書・体育委員会が前に出て、模範体操デビューをしました。寒いのですが、スタートラインに並ぶと、やる気全開の構えで合図を待つ1~3年生は、とてもかわいいです。5分間走を終え、しゃがんで話している1年生の姿を見て、ほっこりしました。
先週の5月2日(木)に、瓜生小学校の全校児童が、熊川宿に遠足に来ました。その際、熊川小学校の子に熊川宿を案内してもらえないかという依頼があり、4・6年生が語り部をすることになりました。
事前練習にもなっていた、先日の新任者への語り部は大成功でしたが、瓜生小学校79名に対して、熊川小学校は10人たらずです。3班に分かれた1班およそ26人を担当するのは、3もしくは4名になります。6年生に至っては、1か2名です。緊張の具合で、どのような語り部になるか、私達職員も予想しかねました。
今回は、お客となる人数が圧倒的に多いため、語りは拡声器を使うことにしました。実施前練習では、拡声器を操作しながら意外に楽しそうな様子でした。
下ノ町の駐車場に集合し挨拶。そこから、多少の時間差をつけて、語り部開始です。最初は数にやや圧倒されているようにも見えましたが、語りは思いのほかスムーズでした。そして、見どころポイントに来ると「止まってください。」と説明、終わると「出発します。」と元気に先導していました。クイズにして問いかけている場面もあり、瓜生小学校の子が正解を出し盛り上げっていました。この日は、上中中学校の3年生が写生に訪れており、懐かしい再会もあったようです。観光客も何組か歩いていましたが、恥ずかしがることなく、しっかりと語りを進めていて感心しました。本人しか気づかない言い洩らしに悔しがる様子もあり、一生懸命な取組を嬉しく思いました。
いつもなら率先して登りにいく子守岩ですが、瓜生小学校の子たちが一斉に登っているのを見つめている姿からも、もてなす側としての責任感が見て取れました。4年生も、「車来たよ!」と叫んだり、パンフレットをもって一緒に歩いたりすることで、しっかり役目を果たしていました。
全員で記念撮影、そして代表者によるインタビュー撮影を終え、無事語り部が終了しました。
「熊川宿のことが分かりましたか。」の問いかけに、「はい。」と返事をもらい、特に頑張った6年生は安心した様子でした。大役お疲れさまでした。また一つ、新しい経験を積むことができましたね。
本日は、お忙しい中、子どもたちのために年度はじめ保護者会にご参加いただきありがとうございました。
今年度初の授業参観ということで、子どもたちも授業者も、がんばっている姿を保護者の皆様に見ていただこうと、気合の入った授業になっていたのではないでしょうか。どの授業も、奇をてらわない、じっくり学ぶ授業であったと思います。
1年生は、子どもたちの集中が切れないように、短い言語活動がいろいろ(校歌披露、音読、視写、言葉づくり等)盛り込まれており、この1か月の学びの成果がみえました。
2年生は、国語の教科書の例文を「したこと」「見たこと」「思ったこと」「会話文」の役割に分ける授業でした。じっくり読んで考えないと分からない学習で、1つ学年が上がった、2年生らしい学習になったと思いました。
3年生は、教具を使って、予想したり確かめたりしながら算数の問題を解いていました。問いが難しくなったとき、それを補うものとして教具はとても有効です。今後は、その補助が、教具から図などに変わっていく、ちょうど境目の時期の学習だと思いました。
4年生は、折れ線グラフの書き方の学習をしていました。グラフ作成の手順を確かめながら進めていました。この学習後には、何かの折れ線グラフを見たときに、何を表しているのか読み取れるようになっていくのだと思います。残った時間で、キーボード入力練習のお披露目もしていました。
6年生は、物の燃え方の実験を理科室で行っていました。予想し、実験し、結果から考察する授業でした。手順や注意事項を確認し、実験を行いました。実験は楽しいで終わらず、結果からの考察を丁寧に行っていました。
本校では、ふるさと学習の活動を見ていただく機会が多いですが、今日は日頃の教科学習をじっくり参観いただく機会になりました。ありがとうございました。
参観後には、PTA総会、懇談会と半日お世話になりました。この休み中に、子どもたちへ参観の感想(わが子の良いところをぜひ入れて)を伝えていただけると、幸いです。
本日の5時間目の総合的な学習の時間に、3~6年生の児童が、新しく熊川小学校に来た教職員を対象に、熊川宿を紹介する語り部活動を行いました。
4つの縦割り班に分かれて、1もしくは2人の教職員に説明します。3、4年生は、知っていることを横から少し話せるときがあるくらいです。経験豊富な6年生は、下ノ町から上の町まで、時間を惜しんで丁寧に説明し、主担当の教員にせかされるほどでした。
一緒について語り部の様子を見聞きしていると、これまで学習したことをたくさん盛り込んで説明していること、質問に答えたり分からないことは「分かりません。」と伝えたりと誠実な応対ができたこと、手指を使って指し示したり傍まで行って示したりできたこと、自分の担当の教職員に向けて話しができたことなど、これまでの語り部学習の成果を見たようで、とても感激しました。
知った大人で、聞き上手な相手だということはありますが、今日のような語り部をいろいろな人相手にできていくようになると、すばらしいと思います。成長し続けてほしいと、欲が出てしまうくらいの出来でした。
昨年度に引き続き、今年度も熊川宿にクラシックカーが集結するイベントが、本日開催されました。そして、好評につき、今年度も熊川小学校の児童が、歓迎の応援とパンフレット配布に参加しました。
60台あまりのクラシックカーが次々登場すると、全校児童で旗を振って歓迎しました。それから、早速、色の班に分かれてパンフレットを渡してPRが始まりました。運転手は、大物有名人の方や外国の方もおられましたが、子どもたちは朗らかに、かつ積極的に熊川宿をPRしていましたし、イベントの参加された運転手や同乗の方々も優しく聞いてくださいました。
PRだけでなく、クラシックカーに乗せていただいたり、インタビューを受けたり、スタンプラリーのハンコ押しを任されたりと、大活躍の子どもたちでした。
時間が経つと、みんな慣れてきたのか、笑顔を振りまく1年生や班員全員で身振り手振りで説明する姿も見えました。4年生は、本格的なPRやインタビューのデビュー戦になりました。
ベテランの6年生は、班員に声をかけたり、会話をしながらPRしたり、イベント後道行く観光客の方にパンフレットを渡したりと、最高学年らしい頼もしい活動ぶりを発揮していました。
昨年度の1学期に実施された遊具点検の結果、使用禁止になってしまったうんていの代わりに、小ぶりの新しいうんていが昨日設置されました。
熊川小学校では、これまで体育の授業でうんていや鉄棒、登り棒を積極的に活用し、体幹や身体の調整力の育成を図っていました。子どもたちは体育の授業のほか、休み時間も練習するほど親しんでいたので、使用禁止が決まると、「先生、なんで使えないんですか?」、「いつになったら使えるようになりますか?」という声が出ていました。そのため、新しいうんていの設置の決定は、とてもありがたかったです。
体育の授業の前に、校庭に出てきた低学年の子どもたちは、「わっ、新しいうんていや!」とさっそく作業の様子を見守っていました。授業が始まると、教員引率のもと近くまでいき、作業員の方に「ありがとうございます。」とお礼を伝えました。
実際に使えるようになるのは、5月に入ってからです。楽しみですね。