瓜生小学校のみんなを案内したよ♬

先週の5月2日(木)に、瓜生小学校の全校児童が、熊川宿に遠足に来ました。その際、熊川小学校の子に熊川宿を案内してもらえないかという依頼があり、4・6年生が語り部をすることになりました。

事前練習にもなっていた、先日の新任者への語り部は大成功でしたが、瓜生小学校79名に対して、熊川小学校は10人たらずです。3班に分かれた1班およそ26人を担当するのは、3もしくは4名になります。6年生に至っては、1か2名です。緊張の具合で、どのような語り部になるか、私達職員も予想しかねました。

今回は、お客となる人数が圧倒的に多いため、語りは拡声器を使うことにしました。実施前練習では、拡声器を操作しながら意外に楽しそうな様子でした。

下ノ町の駐車場に集合し挨拶。そこから、多少の時間差をつけて、語り部開始です。最初は数にやや圧倒されているようにも見えましたが、語りは思いのほかスムーズでした。そして、見どころポイントに来ると「止まってください。」と説明、終わると「出発します。」と元気に先導していました。クイズにして問いかけている場面もあり、瓜生小学校の子が正解を出し盛り上げっていました。この日は、上中中学校の3年生が写生に訪れており、懐かしい再会もあったようです。観光客も何組か歩いていましたが、恥ずかしがることなく、しっかりと語りを進めていて感心しました。本人しか気づかない言い洩らしに悔しがる様子もあり、一生懸命な取組を嬉しく思いました。

いつもなら率先して登りにいく子守岩ですが、瓜生小学校の子たちが一斉に登っているのを見つめている姿からも、もてなす側としての責任感が見て取れました。4年生も、「車来たよ!」と叫んだり、パンフレットをもって一緒に歩いたりすることで、しっかり役目を果たしていました。

全員で記念撮影、そして代表者によるインタビュー撮影を終え、無事語り部が終了しました。

「熊川宿のことが分かりましたか。」の問いかけに、「はい。」と返事をもらい、特に頑張った6年生は安心した様子でした。大役お疲れさまでした。また一つ、新しい経験を積むことができましたね。

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