本日、5・6年生が、熊川宿にある熊川宿若狭美術館隣のカフェにて、出張授業を行いました。これは、今年の初めに、熊川宿を盛り上げるために何ができるが話し合っていた時に、子どもたちから出たアイディアの1つです。たくさんの人にご協力いただき、本日実現しました。
初めに、美術館で絶賛開催中の「臨場」を、学芸員の方とともに鑑賞しました。自分の気になる作品を1つ決め、感じたことを交流しました。気になる作品は、それぞれで、感じたこともいろいろでした。
2時間目は、複式の算数です。6年生は、表の数値を見比べて比例はどれかを考えました。5年生は、自分の歩幅を測り、近所の友達の家まで実際に何歩か数え、およそ何mかを推測していました。
休み時間もちゃんとあり、熊川宿でおにごっこやかくれんぼを楽しんでいるようでした。
3時間目は、総合。自分たちが作った3種類のパンフレットを置いてもらうために、場所やお願い方法を確認し、各班に分かれ、依頼に行きました。
授業には、ご近所のおじいちゃんが来てくださったり、散策している観光客の中で、何事が始まっているの?と覗き込んだり、中に入って授業を見てくださったりする方がおり、初挑戦の出張授業でしたが、アイディアを実践する第一歩としての手応えを感じました。
パンフレットの依頼に向かう途中に出会った観光客の方にももちろん声をかけ、パンフレットを渡します。中には、熊川城への行き方が分からなかった方もいて、子どもたちの説明を喜んでくださっていました。
来ていただいた皆様、覗いてみてくださった皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。