1・2年寒ざらし体験!
本日の2・3時間目に、1・2年生が今年度の寒ざらし体験を行いました。はじめに、ランチルームにて福井県嶺南振興局の職員の方より、葛や体験の概要を、テレビで画像を映しながら分かりやすく説明していただきました。準備を整え、いざ熊川地区特産品加工センターへ。低学年の子どもたちの日頃の行いのお陰で、作業中に一時雨がぱらついた以外は天候も荒れることなく終えることができました。
センターでは、熊川葛振興会の皆様方にご協力いただき、葛の根を高圧洗浄機およびたわしで洗うことと、葛ふみを体験しました。小さい子どもたちですが、それぞれの工程の意味をていねいに説明していただき、大人と同じ作業を経験できました。時間が経つにつれ、様になっているように見えました。活動後も、作業を繰り返し次第に白くなっていく樽の中の葛を見せていただいたり、自然乾燥終了は夏ごろとの話を聞かせていただいたりすると、その手間暇かけた葛粉は大変貴重なものだと実感しました。水を流し、樽の底の白い葛にも触れさせていただきました。
最後は、葛湯と葛饅頭を振舞っていただき、「美味しい!あまい!」と次々と口に運んでいました。日本三大葛の1つという貴重な葛ができる過程には、寒さや重労働に耐え根気のいる作業を経ていることを知り、葛に対する理解が深まりました。お世話になった皆様、
ありがとうございました。