人権についてみんなで考えています
12月10日の人権デーを最終日とする人権週間(12月4日から10日まで)に、学校では、全校で互いを知り合ったり、人権に関することを考えたりする時間を設定し、気づきを共有しています。
校長は、朝礼で、「令和4年度 若狭町人権意識高揚大会」で聞いた三方中学校の生徒の作文を紹介しました。バスで席を譲った友達の行動から考えたことをまとめた作文です。席を譲った友達も、それを知って深く考えたことを作文に書いた中学生もとても素敵だと感じました。この二人が何を考えていただろうかということを、熊川っ子と一緒に考えました。
教頭は「おちゃコミすごろく」と称して、出た目の指示に従って、参加者同士が楽しく話したりミニゲームをしたりできるすごろくを紹介しました。いつも一緒にいる仲間ですが、「そうなんだ。」という発見があったり、1年生も楽しめるような遊びがあったりして、熊川っ子たちは楽しみながら互いをもっと知り合っていました。
別の教員は、ハンドベルを使い、みんなで和音を鳴らしたり校歌を演奏したりしようと呼びかけました。ハンドベルを1人1つ手にし、担当の音を鳴らします。もちろん初めての熊川っ子もいますが、振ればきれいな音が響き、音が重なるとさらに美しい音が響きます。演奏自体が目的ではなく、きれいな音やきれいな音の重なり、みんなで音を重ねたり作ったりすることを楽しむことができました。
また別の教員は「みんな同じこと、みんな違うこと」を見つけようと呼びかけ、熊川っ子は、3人グループで楽しく話しながらテーマにあったものを話し合いで探しました。あれこれ見つけた後は、「普通」とは何だろうと問いかけをもらい、金子みすゞの詩の朗読を聞きました。同じであることの嬉しさ、違うことの面白さを考えることができました。