しいたけ原木植菌体験
2月14日(水)に福井県の特産であるしいたけの原木食菌体験を行いました。
福井県嶺南振興局 林業水産部の大藤さんに原木しいたけについてのお話をしていただき、実地体験を、熊川宿で原木栽培の椎茸を生産直売している『河内屋傳次郎』の石田さんの工場にて行いました。
しいたけには、原木栽培と菌床栽培があり、木の栄養を十分に吸収して育つ原木しいたけはとても肉厚でおいしいです。今回は、原木にしいたけの菌(形成菌)を植え付ける作業を体験させていただきました。
形成菌は、しいたけの菌を加工し、発泡スチロールのふたをつけたものです。原木に開けた穴に押し込み、菌の形成を待ちます。
植菌後は温度や湿度を調整し、約1年間かけてしいたけを栽培していくそうです。「仮伏せ」「本伏せ」という過程を経て、しいたけが育っていきます。一年中の作業となるため、とても根気のいる作業です。
今回の体験を通し、地元熊川の食材がどうやってできているか、大きな笠のしいたけに育てるにはいかに根気強さが必要かを学びました。地域が誇る貴重な食材を、これからも絶やさずに他市町に広めていきたいと感じました。
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