11日(火)、12日(水)、一泊二日で6年生が自然教室に行ってきました。場所は、河内の山座熊川です。子どもたちの目標は、「自然を満喫しよう! みんなが互いを思い合おう!」です。
下学年や公民館長さんに「いってらっしゃい。」と見送られ、あっという間にカヤック乗り場に着きました。早速救命胴衣を身に着け、オールの動かし方を教えていただくと、ダム湖上へ漕ぎ出しました。湖の水は、予想外に綺麗で、鳥の声を聴きながら穏やかの湖面を進んでいくと、自然の只中にいる解放感を感じました。キャンプ場に戻ると、テント張りです。仕組みの説明後は、自分たちで考えながら立ててみようと促され、時間がかかりましたが、達成感がありました。夕食前のひとときでは、野生のウサギに遭遇し、自然教室らしさがアップしました。夕食は、地元食材を使った超豪華なバーベキューで、「おいしい。」の言葉以外ありませんでした。夜が近づいてくると、お楽しみの焚火です。火おこしは、着火用の道具を使い、5人で協力して、火種になる葛の繊維に火をつけることができました。マシュマロを焼いてビスケットにはさんで頬張ると、別腹でいくつも食べることができました。
翌日、夜明け後早くに目が覚め、思い思いのゆったりした時間を過ごしました。みんなで朝食のおにぎりを食べた後、テントを撤収しました。撤収後、4年生が合流。昨日の活動の様子を報告すると、驚いていました。2日目は、4、6年生で、山歩きです。地図を片手に、ゴールの木まで、気になるものを記録しながら歩きました。ゴール地点では、目印の大木に次々と登ってみたり、用意いただいたハンモックに揺られたりと、山での楽しい時間を過ごしました。
お世話になったスタッフさんもおっしゃっていましたが、熊川宿からそう遠くない所に、こんなに自然を楽しむことができる場所があることは知りませんでした。子どもたちは、それぞれカヤックや焚火やテント泊を楽しみ、「もう一度来たい。」と言っていました。
時間がゆったりと流れ、自然の中で、子どもたちは楽しく、優しい表情で過ごした2日間になりました。お世話になった皆様、素敵な時間をありがとうございました。